
目指すは、ライブハウスから野外フェスへ——「ROCK & IDOL」をコンセプトに、音楽プロデューサー・近藤ひさしと代々木アニメーション学院がタッグを組んでプロデュースした音楽ユニットがついにデビュー。
その名も「MISS ME(ミスミー)」。全国規模のオーディションから選抜されたメンバー8名は、8月に集められたばかり。その初々しさとは裏腹に、ロックな「野望」を抱く彼女たちのこれから始まる挑戦について、プロデューサーの近藤ひさし氏とMISS MEが語ってくれた。
近藤さん!結成から2ヵ月、「MISS ME」ってどんなグループになってますか?
「モーニング娘。」がミリオンヒットを打ち出した2000年代初期の時代からつんく♂氏のもとでレコーディング業務などに携わり、シンガーソングライター「YUI」などを手がけてきたMISS MEのプロデューサー・近藤ひさし氏。結成から2ヵ月、初ライブから怒涛のイベント出演をこなすメンバーについて尋ねてみた。

『メンバーはみんなすごく真面目ですね。この2ヵ月間、週末毎に各地で開催されるイベント出演のために歌やダンスのレッスンなど日々頑張ってくれています』
ライブや特典会など、メンバーの積極的な姿勢での取り組みによって上々なスタートをきっている様子。とはいえ、プロデューサーとしてはもっと期待をしているという。
『「自分はグループに必要なのか……」と、不安に思っている様子をみつけることもあります。それぞれが魅力的な「個性」を持っているから選ばれたということを伝えながら、メンバー全員の成長を目指していきたいと思っています』

『メンバーたちと話をすると、実にクレバーで魅力的だと感じます。特にこのメンバーは……と、伝えたいことはたくさんありますが、続きは彼女たちに聞いてみてください!』
まだまだ知らないことだらけの「MISS ME」。そこで今回、FMJ編集部はメンバーの独占インタビューを実施。メンバー8名がそれぞれの言葉で応えてくれました。
教えて「MISS ME」。気になる質問をメンバーにぶつけてみた!
——そもそも「MISS ME」ってどんなグループなんでしょう?

HIKARI『はい!「ROCK & IDOL」がコンセプトの音楽ユニットで目指すは野外フェスです。まずはライブハウスやイベントで経験を積んでいるのですが、スキあらばガンガンいきます!(笑)』
——結成から早くも2ヵ月、正直どんな気持ちですか?
NONO『なによりメンバーと一緒に過ごす時間が楽しくて……えっと、あれ、何の質問でしたっけ……』

——いまの気持ちを教えてください!(笑)
NONO『あ、そうでした、すみません(笑)正直、精神的にも体力的にも辛いことが多いんですけど……このメンバーだからこそ乗り越えられていると思っています。私にとって、目標に向けて一緒に歩んでいけるメンバーの存在は大きいです』

——9月6日に「Space emo 池袋」で初めてのライブでした。MISS MEのスタート地点となった「初」の舞台はどうでしたか?

RURI『想像以上にファンの皆さんにお越しいただいてびっくりでした。テンションが上がっちゃって一瞬で終わったので、正直あまり記憶がありません(笑)12月に予定されているワンマンライブでは、この100倍のクオリティでパフォーマンスできるように頑張りたいです』

——メンバーは全国から集まっています。オーディション後の「初顔合わせ」のときはどんな気分でしたか?

HARU『自分が「最年少」だというのは知らなくて、自己紹介のときに気づきました(笑)パフォーマンスで足を引っ張らないか不安もあったんですけど、それ以上にこんなに可愛いメンバーと一緒に活動できる嬉しさの方が大きかったです』
——初ライブ以降、週末は各地でイベントラッシュですね。MISS MEが「成長できていること」を教えてください。

LINA『絆が深まりました!なによりパフォーマンスについて、みんなで話し合えるようになったことは大きな成長かなと思います。はじめはみんな遠慮がちだったのですが、ボイトレの先生が「話し合いの場」をつくってくださって……それからは思ったことをそのままにするのではなくて、メンバーに共有するようにしています!』

——逆に、グループの「課題」はありますか?

MAYU『「積極性」かなと思います。みんな根が優しくて穏やかなのは長所なんですけど、控えめすぎる場面が多すぎる気がするんです。「私が私が!」って前に出すぎるのが良いワケじゃないと思うんですけど、それぞれがタイミングをみて前に出るってことは必要だなって思っています』

MAYU『みんな感じていることなので、MCのネタやどのタイミングで「出る」かとか、メンバーどうしで話し合っています。私は周りを見る役割というか、必要だなって感じたときに声をかけたりしています。あんまり“引っ張る”タイプじゃないんですけどね(笑)』
——イベントでも披露しているファーストシングル『空想カブリオレ』(12月3日発売)ってどんな曲ですか?

RIE『「空想カブリオレ」は、日々いろんなものと闘っている人に向けて、聴いているときは現実世界を離れて「MISS ME」と一緒にアクセル全開で楽しもう!を届ける曲です。ロックや音楽が好きな方にも聴いてもらえるように「カッコ良さ」にこだわっています』
——シングルリリース後には「Shibuya Milkyway」で初のワンマンライブ(12月7日,8日)!「抱負」を教えてください。

KANO『もっともっとメンバーとの「絆」を深めて、一体感のあるグループに成長したいです!初ライブではちょっと緊張しちゃったんですけど、12月のワンマンライブはファンのみなさんと一緒に楽しんで最高のライブにしたいと思っています』
「野外フェスへ!」という野望を膨らませながら、日々全力で前に進む“ROCK & IDOL”な「MISS ME」。ライブやイベント、それらに向けたレッスンの様子などから、彼女たちの一生懸命さが伝わってきます。
そこでFMJ編集部は、この「独占インタビュー」を皮切りに「MISS ME」の特集化を決定。
次回は、メンバーの素顔に迫った記事を公開予定。ワンマンライブに向けて、めまぐるしく駆け巡る彼女たちを見逃すな!
